インドネシアで火山噴火、8空港で17万人が足止め
トビー・マン記者
インドネシア当局は、4日に発生した火山噴火により、八つの空港を一時的に閉鎖した。これにより、約17万人の乗客が足止めされた。
最初に閉鎖された首都ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港は、アナク・クラカタウ火山の噴火による火山灰が空港付近の空域で検出されたことを受け、6日朝に運営が停止された。
インドネシア運輸省によると、これにより1558便が遅延した。また7日午前の時点で、ジャカルタの2空港を含む7空港が閉鎖されれたままとなっている。
ジャワ島とスマトラ島のほぼ中間に位置するアナク・クラカタウ火山では、4日夜遅くに噴火が始まった。これにより、周辺地域では継続的な地震活動のほか、溶岩が吹き出したり、轟音が発生したりしている。当局によると、6日の早朝にもさらに2回の噴火が発生した。

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運輸省によると、運航停止の影響は主にシンガポール発着便に加え、カタール首都ドーハ、豪シドニー、マレーシア・クアラルンプールとの間の路線にも及んでいる。
ドゥディ・プルワガンディ運輸相は、火山灰が西ジャワ州方面に拡散していることが調査で判明したため、一時閉鎖する空港を増やすことにしたのだと述べた。
また航空各社に対し、欠航によって影響を受けた乗客への払い戻し手続きを迅速に行うこと、そして空港内の混雑を避けるため、今後のフライトを予定している乗客にタイムリーに情報提供することを強く求めた。
インドネシア気象庁(BMKG)によると、火山灰はジャワ島側の火山の東側では高度約6000メートル、スマトラ島側の火山の西側で高度約1万5000メートルまで達した。

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一方で当局は、この火山の最近の活動に関連した津波警報は発令されていないと確認した。
インドネシア保健省は影響がおよぶ地域の住民に対し、呼吸器系や目、皮膚へのリスクを避けるため、屋内にとどまり、マスクを着用するよう呼びかけている。
現地紙コンパスによると、生徒や住民から火山灰による目の炎症の訴えがあったため、5日には複数の学校が活動を中止した。また、一部の漁業従事者も同様に目の痛みを訴え、漁を中止したという。
住民のアルディ・チャンドラ・プラヨギさんは、4日夜から「小さな砂粒が目に入ったような」感覚があり、刺激を和らげるために目薬を使っていると話した。
プラヨギさんはまた、ほこりがあまりにもひどいので、5分ごとに家の前庭を掃かなければならないとも述べた。
「クラカタウの子」を意味するアナク・クラカタウ火山は、1883年の噴火後にカルデラに水没したが、1927年の海底噴火によって海上に形成された。それ以来、断続的に活動を続けている。
2018年12月に山体が崩壊した際には巨大な津波を引き起こし、400人以上が死亡した。また、スマトラ島とジャワ島の近隣沿岸部では数千人が避難を余儀なくされ、負傷した。
科学者らは、火山が崩壊した際に滑り落ちた岩塊の中には、高さが約70~90メートルのものもあったことを発見した。
太平洋には、南米大陸の南端からニュージーランドまで、全長4万キロにわたる「環太平洋火山帯」が存在する。この地帯では大陸プレートがぶつかり、地球上の地震の約90%が発生している。また、地球上の活火山の75%にあたる452の火山が点在している。












