イランの主張を調査中とヴァンス氏、米軍のミサイルが結婚披露宴を直撃か

ホワイトハウスの記者会見場で話をしているヴァンス氏
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ダン・セールス記者

アメリカのJ・D・ヴァンス副大統領は3日、アメリカが1日にイランに対して行った攻撃で、結婚披露宴に参列していた子ども2人を含む民間人少なくとも4人が殺害されたとするイランの主張について、米軍が調査していると述べた。

イラン赤新月社(IRCS)は先に、1日に南部シリクの結婚披露宴が催されていた民家にミサイルの破片が着弾したと発表。イラン外務省のイスマイル・バガイ報道官は、これを「戦争犯罪」だと断じた。

米中央軍(CENTCOM)はこの日、米軍に対するイランの「攻撃未遂」を受けてミサイルを発射した。米軍の報道官は、同軍は「決して民間人を標的にしない」と述べた。

ヴァンス氏は3日の会見で、この疑惑に関する報道には「極めて懐疑的」だと述べたものの、アメリカが調査を行うことを認めた。

「イランの国営メディアは、これまでの紛争の経緯についてあまり正確な報道をしていないと言わざるを得ない。なので私は、この報道に非常に懐疑的だ」と、ヴァンス氏はホワイトハウスの記者会見で述べた。

そのうえで、「捜査中であることは承知している」とした。

対するイランは、この日の攻撃への報復として、クウェートとアラブ首長国連邦(UAE)にある米軍基地を空爆した。

イラン赤新月社によると、アメリカのミサイルの破片が直撃した現場では、少なくとも4人が殺害され、67人が負傷した。イランの国営メディアはその後、病院に運ばれた22歳の女性が死亡したため、死者は5人になったと報じた。

現地では殺害された4人について、ザルハトゥーン・タヘリさん(50)、コルスム・マラヒ・ナズドニアさん(43)、モハマド・マラヒさん(16)、アミラリ・カリミちゃん(4)と特定されている。

れんがやしっくいでできた家の屋根に大きな穴が開き、周辺にがれきが吹き飛ばされている

画像提供, Iranian Red Crescent Society

画像説明, イラン赤新月社が公表した写真には、結婚式が行われていた建物の残骸が写っているとされる(9日、シラク)

BBCヴェリファイ(検証チーム)が検証した、1日にクヘスタクの海岸付近で撮影された動画と2枚の画像には、通信塔が破壊される様子が映っていた。また、1日と2日に撮影された他の動画には、通信塔から北に約130メートル離れた場所にある家屋が甚大な被害を受けている様子が映っていた。

BBCペルシャ語の検証チームによると、この通信塔は結婚披露宴が行われていた民家から約112メートルの距離にあった。

アメリカとイスラエルが2月28日にイランへの攻撃を開始して以来、イランとの戦闘は半年以上続いている。