習氏、7年ぶりに北朝鮮を訪れ金氏と会談へ どんなことが話し合われるのか

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コー・ユー、ジェイク・クウォン・ソウル特派員
中国の習近平国家主席が8~9日に北朝鮮を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)総書記と会談する。両国の国営メディアが5日、報じた。習氏の訪朝は約7年ぶり。
報道によると、習氏は金氏の招待を受けた。習氏の前回の訪朝は2019年。
習氏は先月、アメリカのドナルド・トランプ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領と相次ぎ北京で会談した。米ロはともに、北朝鮮の外交政策に大きな影響を及ぼしている。
北朝鮮にとって、中国は経済と政治の面で重要なパートナーだ。北朝鮮は現在、核兵器開発や人権侵害疑惑などを理由に、国際的な制裁の対象にされている。
中国と北朝鮮は国境を接しており、その全長は約1400キロメートルに及ぶ。中国は他国との防衛協定を唯一、北朝鮮と結んでいる。この中朝友好協力相互援助条約では、両国はいずれかが攻撃を受けた場合、相互に支援することになっている。今年は条約締結から65年となる。
習氏の訪朝は、金氏にとって明らかな宣伝効果をもつ。北朝鮮は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を乗り切り、ウクライナでの戦争にロシア側として参戦するなどし、国際社会での立場を強めている。
中国は、北朝鮮とロシアの両方と密接な関係にある。ただ、金氏とプーチン氏が同盟関係を強めつつあることを、習氏は警戒している。

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北朝鮮にとって、中国は最大の貿易相手国であり、生命線となっている。
金氏は首脳会談で、陸路による貿易の拡大や、北朝鮮が新設したビーチやスキーリゾートへの中国人観光客の訪問を、習氏に働きかけるとみられている。
金氏はさまざまな機会において、自国の核・ミサイル戦力を誇らしげに披露している。訪朝する要人らには、首都・平壌(ピョンヤン)を自慢そうに案内している。これらすべてを、アメリカに屈服することも、韓国と関わりをもつこともせずに成し遂げたことを、世界に知らしめたいと思っている。
2024年12月には、金氏は韓国との統一の努力を終わらせると宣言。以来、韓国を永遠の敵などと呼び、あらゆるレベルの対話を断っている。韓国は和解を働きかけているが、北朝鮮には響いていないようだ。
韓国は、訪朝する習氏が北朝鮮に対して、韓国やアメリカとの対話を再開するよう呼びかけることを期待している。
北朝鮮の核兵器開発計画も議題に上る可能性がある。
中国は長年にわたり朝鮮半島の非核化を推進してきたが、近年はその姿勢を大幅に弱めている。
先月の米中首脳会談では、両首脳が北朝鮮の非核化を共通目標にしていることを再確認したと、米政府が発表した。しかし、中国外務省の報道官は、記者会見でこのことについて問われると、米中での認識の一致については述べず、この問題での中国の立場は「継続性と一貫性」を保っていると話しただけだった。
北朝鮮は、核開発の野心を放棄しないことを明確にしている。
同国の国営メディアによると、金氏は今週、新たな核施設を視察した際に、過去5年間で北朝鮮の「兵器級核物質の生産能力が2倍以上に増大した」と述べたという。











